世の中にはついたりつかれたりと日常的に「嘘」が身近にたくさんあります。
これを読んでいる人自身も「嘘をついたことがない」と言う人の方が少ないのではないでしょうか。
しかし「嘘」と言えばよくないイメージは拭えないもの。では、人はなぜ嘘をつくのか?どんな時に嘘をつくのか?
【嘘をつくのはこんな時!】嘘つきの心理11選
構ってちゃん!いつも誰かに気にしてほしい
自分のことをいつも誰かに気にして欲しい構ってちゃんは構ってもらうためには平気で嘘をつきます。
最近ではSNSが生活の一部になっている現代人。注目されたい!という強い欲求を持っている人が増えている傾向にあります。
劣等感の塊!自分に自信が持てない
自分は人よりも劣っていると自信が持てない人は自分を大きく見せるために嘘をつくことがあります。
知らない話をされているのについ知ってるフリをしてしまうことありますよね。知ったかぶりはこの心理に当てはまります。
劣等感の度合いは人それぞれ異なるので嘘の大小も異なりますが、ひどい場合には学歴や経歴を詐称する嘘も。
人よりも優れていたい強い欲求を持っている人はつい嘘をついてしまいます。
現実逃避!?努力は苦手でも目標は高い
こんな風になったらいいなと素晴らしい夢は持っても努力ができない人が嘘をつくことがあります。
夢や目標がある場合、多くの人はそのために勉強したり、苦しい思いをして努力するもの。
しかし中には努力ができず、ネットや何かで簡単に得た知識を妄想で膨らませ、目標を達成した自分を作り上げてしまう人がいます。
ポイント
今は多くの情報が得られるのでこういった虚言の姿を作り出すのは簡単にできてしまうのがポイント。
自分の妄想だけでなく現実世界と混同してしまう人はつい嘘をついてしまいます。
実は頑張り屋!目標は高いが努力は苦手
劣等生ではなく頑張り屋で割と優等生がさらに高みを望んで嘘をつくことがあります。
普段から真面目に勉強したり、努力家だったり、仕事熱心、そして博識だったりする人は周囲の人から頼られる存在。
自分の立ち位置を理解し常に周りから認められているものの、それだからこそ承認欲求が強まって努力を怠り嘘をつき始める場合があります。
NOと言えない!お人好しで断れない
嘘をつくのは悪い人とは限らず、お人好しだからこそ嘘をつくことがあります。
この場合のお人好しとは日本人には多い「NO」と言えない人。
実は仕事がある、実は具合が悪い、だけど頼まれると断れず大丈夫だと言ってしまう…これも立派な嘘の一つです。
見栄っ張り!人よりも優位に立ちたい
人に羨ましがられていつも優位に立っていたいがために見栄を張って嘘をつくことがあります。
ちょっと顔を合わせた程度でも有名人と知り合いと言ってみたり、予約の取れないレストランで食べたことがあるなど。
社会に出れば、経歴や収入などで嘘をつく人もいますね。
人よりも優位に立って自分がトップになりたい、支配したい人が嘘をついてしまいます。
自己防衛!ミスやアクシデントで傷つきたくない
ミスをしたり、アクシデントがあった時に責められないために嘘をつくことがあります。
「寝坊した」のに電車で事故があって遅れたという。
「約束を忘れた」のに親が病気で急に入院したという。
正直に言えば怒られるので、嘘をついて自分を正当化し責められないように自己防衛をしているのです。
社交辞令!?とりあえずその場をしのぎたい
相手に合わせて話を盛り上げたり、その場しのぎで社交辞令的に嘘をつくことがあります。
サッカーに特に興味がないのにさも自分も好きかのように言ってみたり、甘いものは嫌いなのにスイーツの話で盛り上がったり…。
自分が興味ないと言ってしらけてしまうのを恐れて、関係性を悪くしないためにその場しのぎで話を合わせるのです。
八方美人な人や気が弱い人が相手を気分良くさせるために嘘をついてしまいます。
好かれたい!人からよく思われたい
恋愛感情も含め、人から好かれたい、よく思われたいがために嘘をつくことがあります。
こんな風に答えたら好きになってくれるかも…と勝手な想像で相手に合わせてしまうケース。
ポイント
言葉だけでなく、ファッションの趣味を好みではないのに相手に合わせたりするのも嘘の一つですね。
悪気はないのだけど、気に入ってもらいたい一心で嘘をついてしまいます。
サービス精神旺盛!場を盛り上げたい
サービス精神旺盛な人がその場を盛り上げるために嘘をつくことがあります。
話している相手を喜ばせたい、驚かせたいという気持ちが強く、話に尾ひれ背びれをつけてしまうタイプの人です。
相手が驚いたり受けが良いとますますサービス精神を発揮して嘘は増え、嘘とバレてもそればそれでいいと思います。
いわゆるお調子者タイプで相手を喜ばせたいという思いから嘘をついてしまいます。
いじめ!?誰かを苦しめたい・陥れたい
好きではない相手や苦手な相手を苦しめたり、陥れるために嘘をつくことがあります。
例えば、相手にとって大事な会議の時間が変更になったのに伝えないとか、恋のライバルを陥れるために悪い噂を流すなど。
自分を優位に立たせるというよりも相手への憎しみからついてしまう故意的な嘘です。
正々堂々と戦えない、向き合えない卑怯な気持ちから嘘をついてしまいます。
見逃しちゃダメ!嘘を見破る5つの方法
目をチェック!目は口ほどにモノを言う
目の動きは嘘を見破るためにとても重要なポイントです。
「目が泳いで全く視線を合わせない」
「凝視して全く視線を逸らさない」
人間は本当のことを話しているときは視線を合わせたり、時には周囲に移したりするのが自然。このどちらのケースも嘘をついている可能性が高くなります。
また、心理学的に目線の位置でわかるケースも。
人は過去を思い出す場合には左上を見ることが多く、右上を見て話をしている場合は想像で作り話をしているので嘘の可能性があります。
聞き逃さないで!怪しいキーワード
会話をしてる時に嘘をついていると出やすいキーワードがあります。
質問に対して「どうして?」と聞く
質問と同じフレーズをオウム返しにする
また、話し始めに一呼吸置いたり、言葉と言葉の間に間ができてしまうことも。
ポイント
嘘がバレているのかな?とか、嘘がバレないよう慎重に答えようとする心理からこれらのキーワードや間が嘘を見破るポイントとなります。
なんか違和感!?隠しきれない体の動き
どんなにポーカーフェイスを気取っても嘘をつくと動作が不自然になる場合があります。
口元を隠したり顎をやたらと触るのは全てを明らかにしておらず無意識にコミニュケーションを閉ざしている表れです。
また上半身と下半身の動きがあっていないのも嘘をついている人に多い傾向。
足はもぞもぞと動かしているのに上半身は全く動かないような場合、その場に居づらさを感じ、緊張していたり、その場を早く立ち去りたいと思っています。
その他、会話中に体の向きを変えたり、立ち位置を変えたりした時も嘘をついている可能性が高いです。
嘘つくのは難しい!?表情は心の鏡!
嘘をついているとそれに見合った表情が出せず不自然になる場合があります。
人間には喜怒哀楽があり、その感情は言葉よりも先に表情となって現れるもの。
素晴らしい!美味しい!という感情になった時に、それが本当であれば先に出るのは言葉ではなく表情です。
表情が変わらなかったり、反対に会えて表情を変えない人は嘘をついている可能性が高くなります。
饒舌すぎ…聞いてないのにペラペラ喋る
嘘をついていると疑わないように聞いてもいないことをペラペラ話す場合があります。
相手に突っ込まれないようにという防衛反応からか事細かに説明をしたり、普段は話さないことまで早口で喋り続けるのが特徴。
嘘をごまかすためにさらに嘘を重ねたりというその場しのぎタイプと、すでにシナリオを考えて喋るタイプがいます。