イライラしてしまう!イライラしない為の対処法を解説!


イライラしやすい人は日常的に他の人よりストレスを多く感じ、人間関係がうまくいかない人が多いです。

周りの人からも「あの人はすぐキレるから…」と腫れ物に触るように扱われ、中には疎外感を感じている人も。

イライラする人も好きでイライラしたい訳ではないでしょう。

できるだけ穏やかに、イライラしない生活を送れるのが何よりのこと。

そこでここではイライラについていくつか詳しく解説していきます。

自分はなぜストレスを感じやすいのか、何かとムカッときやすいのかなど、イライラについて悩んでいる方に参考にしていただければと思います。

人はどんな時にイライラするのか??


プライベートやビジネスの様々なシーンで、人はどんな時にイライラするのかを具体的にまとめました。

自分はどんなケースに当てはまりやすいかチェックしてみてください。

理不尽なことで怒られたり注意される時

「自分がやったことではないのに怒られた」「相手の指示が間違っていたのに注意された」

など、自分が悪くないのに怒られたり注意されるというケースは誰もが一度は経験することでしょう。

中でも何も聞かれずいきなり怒られたり注意されるのはムカッとするもの。

その場で相手に状況などを正しく伝えられればフラストレーションも溜まりませんが、ただただ言われるがままで終わってしまうケースも少なくありません。

理不尽なだけでなく、伝えたいことを伝えられないもどかしさはよりイライラを募らせます。

相手の言葉使いや行動が良くないと感じる時

「年下 (初対面) なのにぞんざいな口調で話しかけられた」「ずっと並んでいたのに横から割り込んできた」「静かな場所や混雑している場所で大きな声で騒いでいる」

など、知人や見知らぬ人問わず、発せられる言葉や行動で日常的に嫌な思いをすることがあります。

また、相手が悪いと思っていないことがほとんどでそれがさらにイラつきを強くさせます。

どこまで受け入れられるか人それぞれ基準が異なりますが、許容範囲を超える人と同じ空間にいればムカッとしてイライラが募ります。

自分が忙しいのに相手がのんびりしている時

「一緒に仕事をしているのに言われないと何もしない」「共働きなのに一人だけ家事を押し付けられている」

など、時間が足りずに焦っていたり、忙しい思いをしている人がそばにいても何も感じず、そして何もせずに平気な人がいます。

中には相手の忙しさを理解しておらず、呑気に話しかけてきたりする人も。

自分だけ忙しい、自分だけ辛いと一度思ってしまえば、もう相手の姿を見るだけでもイライラ。

普段はなんでもない行為や言動も忙しい時にはイライラしがちになります。

体調が優れないのにやらなくてはいけないことがある時

「頭痛がするけど明日までにやらなくてはいけない」「生理痛でしんどいけれど満員電車に乗らなくてはいけない」

など、体調が悪いと普段何でもなくできることも、なぜ自分がやらなくてはいけない、なぜ我慢しなくてはいけないと不満に感じてしまうことがあります。

不満に思えば体調の悪さと相まって、ミスが増えてより時間がかかるなどさらにフラストレーションが溜まる状況に。

ゆっくり休みたいけど休めない時は、自分に対しても周りに対してもイライラしがちになります。

余裕がなくて自分の思うようにいかない時

「欲しいものがあるけれど給料日前でお金がない」「みんなが旅行計画しているけど仕事で行けない」

など、時間やお金に余裕がないと思うようにできないことはたくさんあります。

すぐに諦めがつくならまだしも、限定品でその時しか買えないとか、周りの人が楽しそうにしていたりすると、叶えられない自分がもどかしく感じます。

誰も責められないし、どうにもできないところがよりイライラを募らせてしまいます。

自分の倫理に反することをされた時

「信じていたのに浮気されていた」「SNSで知らない間に仲間外れにされた」「根も葉も無い噂を立てられた」

など、嘘を吐かれたり、傷つけられたりした時、人は悲しさや悔しさなど様々な感情が湧き出てきます。

騙されていたり、有る事無い事言われたりするのはとても屈辱的なこと。

特に自分が何も悪いことをしていないと自信がある場合には余計相手の行為に腹がたつでしょう。

なぜ、そんなことをするのか?理解できないことをされた時にイライラはやってきます。

イライラしてしまう!その原因を知っておこう!


様々なシーンにおけるイライラの対処法を知る前にまずは「なぜ、イライラするのか?」を知っておく必要があります。

イライラの原因は自己承認欲求や固定観念、体調などに関係しています。ここでは原因について詳しく解説します。

自分のことを理解してほしいと常に強く感じている


「こんなに頑張っているのに」「こんなに我慢しているのに」など自分を理解してもらおうと強く思っていると、わかってもらえなかった時にイライラしがちです。

頑張りや我慢の基準は人それぞれ違うもの。自分では頑張ったつもりが相手にとっては何でもないとスルーされてしまうことも。

例えば、テストまで精一杯勉強した子供と、良い成績が当たり前と思っている母親の場合。

【子供】テストで90点取れた!褒めてもらえるかな?
【母】90点か…まあ取れて当たり前ね

自分が頑張ったんだ、我慢したんだと理解して欲しい時にわかってもらえないのはがっかりしてイライラにしがちになります。

マナーや常識など固定観念を人より強く持ってる


「こうしなくてはいけない」「こうでなくてはならない」という固定観念が強すぎると、それに当てはまらない人がいた時にイライラしがちです。

マナーや常識というのは、人それぞれに持っているものが異なり、そして捉え方の重要度も異なります。

例えば、時間を正確に守る人と、時間にルーズな人が待ち合わせをした場合。

【時間を守る人】五分前に到着
【ルーズな人】時間になっても来ないし、連絡すらない

もしも時間を守るという固定観念が強すぎると、1分でも送れて来る相手を許すことができません。

当然待っている間はイライラしてしまうことに。

自分の尺度で相手に必要以上に期待してしまう


「普通これくらいできるだろう」「こうしてくれるだろう」と相手に必要以上に期待をするとその結果にイライラします。

価値観、経験や知識で人それぞれできることは異なります。自分だったらできる(する)からといって相手ができる(する)とは限らないのです。

例えば、残業して帰って来る奥さんと、定時で上がって帰った夫の場合。

【妻】ご飯作ってくれてるかな?洗濯物は取り込んでくれてるかな?
【夫】洗濯物取り込んだからあとはゲームでもしよ

自分だったらここまでするから相手も…と期待すると、期待ハズレだった相手にイライラしてしまいます。

寝不足で自律神経が乱れている


「意味もなくイライラしやすい」こんな時は寝不足で自律神経が乱れている可能性があります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中活動する時には交感神経、夜間休息をする時には副交感神経が働きバランスを保つ仕組みに。

しかし、寝不足が続くと自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位な状態が続きます。

交感神経が活発だと心拍数は上がったままで体がリラックスできず、結果イライラしてしまいます。

乱れた食生活で腸内環境が悪くなっている


「なぜだか最近イライラしがち」こんな時は食生活が乱れて腸内環境が悪くなっている可能性があります。

腸内環境の乱れの原因はファーストフードや外食など悪玉菌の多い食事や不規則な食生活。

腸内環境が乱れるとお腹の張りや胃もたれなどで不快になり、知らず知らずにストレスが溜まりイライラします。

さらにストレスで自律神経が乱れ、便秘や下痢など腸内環境を悪化させ、よりイライラするという悪循環となります。

イライラしない為の対処法7選


できるだけイライラしたくない!そんな人へイライラしない為の対処法として7つご紹介します。

自分を受け入れるたり、現在を見つめたりなど、ちょっと視点を変えてみることがポイント。

ここではそんなポイントについて詳しく解説します。イライラせずに穏やかに暮らしたいと切に考えている方に参考にしていただければと思います。

自分の行動や感情を見つめて受け入れる


イライラしない為にはまず自分を受け入れることが大切。

自分の行動や感情を見つめ直して受け入れれば、客観的な視点を持てるからです。

人には知能指数IQに似た感情指数EQというのがあり、高ければ高いほど自分の感情をコントロールできるようになります。

EQを高めるには自分の感情を説明できたり、自分の良い面・悪い面を知っていることがポイント。

「〇〇だったから悔しい気持ちになった」「真剣に考えていたから〇〇をした」など自分の行動や感情を丁寧に受け入れるようにしましょう。

受け入れることでイライラの感情を和らげることができます。

過去に捉われず現在を見つめて過ごす


イライラしない為には原因となる出来事に捉われず、現在を見つめることが大切です。

「あの時○○すればよかった」「あの時どうしてあの人は…」とグジグジ考えていると、いつまでも思い出してはイライラします。

すべきことは起きてしまった出来事の反省すべき点以外すっぱり切り捨てること。

過去の出来事は現在のあなたに起きていることではないのに捉われているが為に自分自身で何度もイライラを焼き増ししているのです。

イライラの元となった出来事を切り捨てられれば、自ずとイライラの感情はなくなります。

相手の立場になって客観的に考える


イライラしそうになったら、まずは相手の立場になって客観的に考えてみましょう。

イライラするのは自分の思い通りになっていないからというケースがほとんど。

一歩引いて客観的にその物事を捉えてみると、自分の固定観念が強すぎることに気づけたり、怒るほどのことでもないと冷静になれます。

「もしかして相手は具合が悪かったかも」「もしかして自分の指示が間違っていたかも」と視点を変えて考えてみると余計なイライラを失くせるでしょう。

この考え方ができるようになると、イライラしなくなるどころか思いやりのある人になれます。

しっかり睡眠をとって生活習慣を見直す


イライラしない為には、睡眠をしっかり取って正しい生活習慣を送りましょう。

若いから大丈夫、睡眠時間短くてもOKと思っていても睡眠が不足すると疲労回復できず、段々と自律神経が乱れてきます。

日中は活発的に活動、そして夜間はきちんと休息。メリハリのあるきちんとした生活をすれば自然と自律神経のバランスも整い、心身ともに健康な状態になれます。

まずはしっかり睡眠時間を確保すること。しっかり眠れば副交感神経が働き、体をリラックスさせ、イライラしがちな気持ちを抑えられます。

食生活を見直して腸内環境を正す


イライラしない為には乱れた食生活を正し、腸内環境を整えましょう。

腸は第二の脳とも言われるほど体に大きな影響を及ぼす器官。なんかイライラすると思ったら便秘だったという経験をしたことのある人も多いのでは。

腸内環境を整えるには悪玉菌を減らして善玉菌を増やしましょう。

ファーストフードなどの動物性タンパク質や高脂質の食事は避け、食物繊維や発酵食品を意識して食事に摂り入れば善玉菌を増やすことができます。

幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌は腸内環境と大きな関係があります。食生活を見直して腸内環境を整えればイライラを軽減させられるでしょう。

期待しすぎず信頼をする


イライラしない為には自分の価値観だけで相手に期待しすぎないことです。

自分だったらできる、自分だったらこうするなど相手に期待すれば、思い通りにいかないことは世の中にはたくさん。

考え方も行動も答えは一つではなくそれぞれ異なるからです。

期待するのは悪くはありませんが、当然できるだろうという過度な期待ではなく、相手を信頼して任せるように心がけましょう。

不足や間違えがあれば指導して自分の思い通りに事を済ませる方が効率的で気分も良いはず。

ただし、イライラしがちな人は無意識に期待しすぎる傾向にある為、自分で意識して考え方を改善する必要があります。

自分なりのリフレッシュ方法を見つける


イライラしない為には自分にぴったりの方法でリフレッシュすることです。

どんなにイライラしないように心がけていてもストレスは少なからず溜まっていきます。

ストレスが溜まればイライラ、イライラすればストレスが溜まると悪循環。

そこでイライラを事前に回避する為に、自分なりのリフレッシュをしましょう。

趣味に没頭する、好きな服を買ったりヘアスタイルを変える、ヨガやウォーキングなど運動をするなどどんなことでもOK。無理なく楽しくできれば言うことなし。

すぐにでも簡単に始められて気分転換ができれば、自然とイライラしづらくなります。

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