「もうこれ以上頑張れない…」
「頑張り過ぎて疲れた、もう無理…」
学校、会社、人付き合いなど、普通に生きているだけでも疲れることはたくさんあります。
どうして自分だけこんなに辛いんだろうと考える人もいるでしょう。
以下では、人が「もう頑張れない」と思った時の心理を紹介していきます。
目次
もう頑張れないと思った時の心理10選
学校での目標が達成できない
学校での目標が達成できず、考え方や発想がネガティブになっていると「もう頑張れない…」と思ってしまうものです。
ポイント
例えば、「仕事や学校のテストなどで立てた自分の目標を達成できない」ということが続いてしまった場合などが考えられるでしょう。
「自分なんか頑張ったところで仕方ないんだ」と思ってしまうことで、上手くいく可能性も低くなってしまいます。
ネガティブな考え方は、そういったマイナスの悪循環を生み出してしまう危険性もあるのです。
100点を目指すのに疲れた
100点を目指すことは疲れます。
つまり、完璧を目指しすぎると、返って気持ちが折れやすくなることもあるということです。
ポイント
例えば、テストの点数の目標を80点にしたとしましょう。
そうした場合、完璧を求めすぎてしまう人は78点79点という点数をとると落ち込みます。
しかし、そうでない人は「良くできた方だから、次もこの感じで頑張ろう」と思うのです。
何に対しても完璧でいようとすると気疲れしやすく、体力的にも消耗しやすくなります。
失恋や失敗ですぐ諦めてしまう
失恋や失敗という経験が重なることで、「どうせ今回も結果はでない」とネガティブに考えてしまう人もいます。
「これ以上、頑張っても仕方ない」とやる前から諦めてしまっているのです。
ポイント
過去に失敗した経験があったりすると、そういった諦めモードに入りやすくなります。
例えば、一度失恋することによって自信が無くなり、「もうこれ以上頑張っても仕方ない」と意気消沈してしまうということもあるでしょう。
我慢しすぎて生きるのが疲れた
我慢しすぎているとストレスが溜まり、爆発してしまいます。
この爆発が「もう頑張れない」という状況です。
小さいことから大きなことまで、我慢するクセがついていると蓄積が止まらず、いつかは必ず爆発します。
ポイント
仕事をしているときでも、後輩の言葉遣いが悪かったり、上司の小言が多かったりするとストレスの要因になるでしょう。
我慢することがクセになっているというのもありますが、捌け口を上手く作れていないというのもあるかもしれません。
頑張り過ぎて壁にぶち当たった
十分に頑張っていることに気付かず、頑張り過ぎて壁にぶち当たったという人もいるでしょう。
そういった人は、周りから見れば確実に頑張っているのにも関わらず、「もっと自分は頑張れる」と思ってしまうのです。
注意ポイント
頑張ることを止めず走り続けると当然、疲弊してしまいます。
そして自滅に近い形になり、諦めてしまうという結果になってしまうのです。
ポイント
例えば、ダイエットだと上記のような状況を生み出しやすいと言えるでしょう。
周りから「痩せたね」「足細くなったね」などと言われても、自分が認めていないと努力することを辞めません。
そして身体的に限界がきた時にはすでに遅く、貧血や栄養失調で倒れてしまうのです。
やることが無くて楽しくない
やることが無さ過ぎることに対して嫌気が差し、頑張れなくなってしまった人もいるでしょう。
ポイント
夢中になるものがあれば、努力や頑張りが苦にならないので突っ走ることができます。
しかし、それが無くなってしまうと途端にやる気を失い、努力することが億劫になってしまうのです。
そういった状況だと、少し頑張っただけでも「もう頑張れない」と弱音を吐いてしまいます。
注意ポイント
例えば、「会社内で夢中に取り組んでいたプロジェクトが終了してしまい、一気にやる気を失った…」ということもあるでしょう。
一度、夢中になると我を忘れて頑張れますが、それが無くなってしまうことで、頑張る理由が分からなくなってしまうのです。
生きている中で、夢中になることを見つけられず、退屈な日々を過ごしているという人もいるかもしれません。
心身ともに疲れているせいで憂鬱
体と心に疲れが溜まり過ぎてしまうと、少し頑張っただけですぐに限界がきて憂鬱な気持ちになってしまいます。
疲れを完全に抜くことができなくなるためです。
ポイント
仕事や学校でも、祭日ではない限り、5日連続で会社・学校に出向かなければいけません。
当たり前のようですが、体力的にも精神的にも結構ハードなことです。
土日の使い方によっては、月曜日に疲れを残してしまうので、更に辛くなるでしょう。
知らず知らずの間に、そういった悪循環にはまってしまう人は多いです。
会社での仕事が多すぎて気が滅入った
どのような人にもキャパが存在し、対応できる仕事量というのは限られています。
精一杯、頑張っている状況であるにも関わらず、自分の想像を超えるような仕事量が降りかかってきたとき、人は諦めてしまいます。
ポイント
それは、自分のキャパを知っているからです。
例えば、定時の終了間際、明らかに手に負えることのできない仕事を任された時、誰しも「無理だ」と投げ出したくなると思います。
定時の間際で仕事を追加されるというのはよくあることです。
予定がある時、早く帰りたい時なんかは余計に心が折れてしまいます。
仕事を頑張る意味が分からなくなった
頑張る意味を持っていると、人は無理なく頑張ることができます。
しかし、頑張る意味が分からなくなり、「どうして頑張らなきゃいけないの?」と考えてしまうと途端に頑張ることができなくなってしまうものです。
ポイント
学校の勉強に例えるとよく分かるかもしれません。
「数学や理科がどうして必要なのか」一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
仮に、受験勉強を考えていない人がこれを考えてしまうと、もう後戻りはできません。
当然、数学の√(ルート)や理科の水素分解などは、社会にでても恐らく使うことはないでしょう。
自分だけが頑張っているような気がする
「自分がこんなに頑張っているのに、どうしてほかの人達は頑張らないの?」という心理状況になっている人もいるでしょう。
ポイント
もっと言えば、「自分はこれだけ真面目に仕事をやっているのに、どうしてあの人は定時で帰っているんだろう」「自分はこれだけ努力しているのに、あの人は努力せずにチームの士気を下げている」などと考えてしまうことです。
自分一人だけ頑張れば良い状況であったとしても、自分だけが頑張っていて、他の人がサボっているという状況は受け入れがたいでしょう。
「もうこれ以上頑張れない」とさじを投げてしまっても仕方のないことです。